【▼この話の概要】
起業してから13年。
これまでに、いろいろなSNSが登場しました。
Facebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)、Instagram(インスタグラム)、LinkedIn(リンクトイン)、LINE(ライン)などなど。
最近は、Meta社のThreads(スレッズ)も利用者数が増えているようです。
私も、多くのSNSに手を出し、使ってきましたが…。
これ以上使っても、自分にとってプラスにならないと感じ、思い切って、SNSをやめました。
万人が「SNSをやめた方がいい」ということはないですが、もしあなたが、「SNSに疲れた…」「やってて意味あるのかな?」など感じているのであれば、このポッドキャストがお役に立てると思います。
【▼トーク内容:タイムスタンプ】
↓ 以下の時間部分をクリックすると、該当箇所にジャンプし、すぐにお聞き頂けます。
(0:00) - イントロ
(0:09) - はじめに
(1:23) - 苦しくても続けていたワケは、ずばり「見栄・エゴ」のためでした
(4:21) - SNSをやめた理由(1)家族との時間に集中できなくなった
(6:17) - SNSをやめた理由(2)スマホを見る時間が長くなってしまった
(9:30) - SNSをやめた理由(3)投稿がノルマに感じられて苦しい
(11:31) - SNSをやめた理由(4)いいね!やコメントの不毛感
(13:47) - SNSをやめた理由(5)自分の得意な情報発信ではなかった
(16:50) - SNSをやめたメリット(1)家族との時間が、もっと幸せになった
(18:21) - SNSをやめたメリット(2)好きな仕事にもっと集中できるようになった
(21:16) - SNSをやめたメリット(3)気持ちが自由になった
(23:14) - SNSをやめたメリット(4)手紙を書けるようになった
(26:24) - SNSをやめたメリット(5)半径3メートル以内の人を大切にできるようになった
(30:40) - まとめ
【▼当社の特徴】
私たちは、士業(税理士・行政書士・社会保険労務士・司法書士・弁護士・各種コンサルタントなど)専門の、ホームページ制作&Web集客支援を行っています。「勝てる業務分野の調査」「売れる文章の作り方」「質の高いアクセスアップ」の3ステップを軸に売上アップをサポート。
士業HP集客のコツを解説した、【無料の動画講座】はこちら⇒ https://cf.sigyou-school.biz/3step-basic-opt1
SNSでシェアする
【このポッドキャストの文字起こし(要約)】
■苦しくても続けていた理由
苦しくても続けていた理由は、一言で言えば「見栄・エゴ」でした。
私は士業専門のWeb集客コンサルタントであり、ホームページ制作会社の社長です。
その立場から、「Web周りのことにすべて精通していないと、お客様に信頼してもらえない」という勝手な思い込みに囚われてしまいました。
だから、苦しくても続けていたのです。
しかし、やっていて楽しくありませんでした。
楽しくないことは、ノルマのように感じられ、次第に苦痛になっていくものです。
そして、続けてみてわかったのですが、SNSは私の得意分野ではありませんでした。
私の得意な分野は、ホームページ集客です。
ホームページを作ること、反応の高い文章を書くこと、質の高いアクセスを集めること(PPCやSEOなど)。
こういった、自分の得意な部分に集中することを決意し、SNSをやめることにしました。
■SNSをやめた理由×5
(1)家族との時間に集中できなくなった
私は家族が大好きで、妻との時間や子供たちとの時間を最優先したいと考えています。
しかし、SNSをやっていると、つい家族よりもSNSが優先されてしまう感覚になってしまいます。
例えば、SNSに使えそうな写真を撮ることに気を取られたり、投稿が「いいね!」されているか気になってしまったり、コメントが入っていたらすぐに返信しなければならない…。
家族と過ごしていても、こういうことに気を取られるのが、苦痛でした。
その結果、家族との大切な時間をまったく楽しめなくなってしまったのです。
(2)スマホを見る時間が長くなってしまった
もともと私はスマホをあまり見たくないタイプです。
スマホを持ち歩かずにカバンの中にしまったり、家ではリビングに置かずにクローゼットや書斎にしまったりしています。
しかし、SNSをやろうとすると、そのためのアプリをインストールしなければならず、無意識にSNSをチェックしてしまうことが増えました。
SNSはスクロールするたびに次の情報が更新されていく仕組みであり、これはカジノの「スロットマシン」を参考に作られています。
つまり、中毒性のある仕組みなのです。
SNSの世界では「マインドハッキング」という言葉もあるほどです。
私には、このようなSNS・スマホとの付き合い方は合わないと感じました。
(3)投稿がノルマに感じられて苦しい
SNSでは、投稿したものがすぐに流れてしまいます。
注目してもらうためには毎日投稿しなければなりません。
始めのうちは、「頑張ろう!」とやる気を奮い立たせることもできます。
しかし、モチベーションが長く続かず、ノルマに感じられて全く楽しくありませんでした。
当たり前ですが、義務感で書いている投稿では、反応は伸びないのです。
(4)いいね!やコメントの不毛感
SNSは交流ツールであり、お互いにいいね!やコメントをし合うことで自分の投稿が拡散されやすくなります。
しかし、このいいね!やコメントが、なんだか不毛に感じられたのです。
もちろん、ビジネスにおいて影響力を持つことは重要ですが、それよりも「自分、なにやってんだろ」という感覚が強かったです。
SNSを通じて親しくなれた人もいましたが、SNSで交流しなくても、直接やり取りした方がよほど価値があると感じました。
(5)自分の得意な情報発信ではなかった
私が好きなのはフローではなく、ストック型の情報発信です。
SNSはフロー型。例えば、10年前に投稿したツイートが今でも同じように効果を発揮してくれるかというと、難しいでしょう。
一方、ブログやPodcastはストック型です。
価値あるコンテンツを積み重ねていくことで、10年後も検索などでヒットし、価値を届けることができます。
私にとっては、ストック型の情報発信こそが向いている方法であり、好きなスタイルです。
まとめると、SNS(スマホ)に主導権を握られている感じがして、私の人生には合わなかった。
だから、SNSをやめようと決意しました。
■SNSをやめたメリット×5
(1)家族との時間が、もっと幸せになった
もともと、家族との時間が侵食されている感じがしてやめたSNS。
そのおかげで、家族との時間に、SNSを気にしなくなり、もっと幸せになりました。
例えば、妻と一緒にランチしたり、子供たちとポケモンのパズルを楽しんだり、絵本を一緒に読んだり、公園で思いっきり遊んだりできています。
SNSのために写真を撮る必要もなくなりました。
この価値は、何物にも代えがたいです。
(2)好きな仕事にもっと集中できるようになった
SNSをやっていたときは、ついついSNSのことが気になってしまう自分がいました。
「いいね!されてるかな?コメント入ってるかな?」
そんなことが気になり、無意識にSNSをチェックする癖がついてしまっていました。
でも、そうやっていると、本当に大事な仕事には、集中できなくなっていきます。
カリフォルニア大学情報学部のグロリア・マーク教授によれば、作業が中断されるたびに、それを完全に再開するまでに平均で23分15秒もかかるとのこと。
つまり、仕事中に3回SNSのことが気になったら、集中力を1時間以上無駄にしている、ということです。
SNSをやめてから、気にする必要がなくなったので、自分が好きな仕事をもっと楽しめるようになりました。
具体的には、Podcastやセミナーなどのコンテンツ作成に、もっと集中できるようになり、質も上がりました。
SNSをやめて気づいたのですが、私は、「ある程度まとまった量の情報を体系立てて、分かりやすいコンテンツにまとめる」のが、好きだし得意なのです。
Twitterの140字の中では、自分の強みは活かせないと感じました。
「好きこそものの上手なれ」ということばもあるが、私は、自分が好きなPodcast、セミナー、そしてブログといったコンテンツに集中していきたいと思っています。
余談ですが、TwitterなどのSNSは、感覚的に「(投資で例えると)デイトレード」に近いように感じます。
常に張り付いていなきゃいけない、みたいな感じです。
一方、Podcastやセミナー、ブログといったコンテンツは、投資の神様:ウォーレン・バフェットの「買ったら持ち続ける」に近いように感じます。
時間が経つにつれて、価値も上がっていくような、そういうコンテンツが好きなんだなぁ、とあらためて気づいた次第です。
(3)気持ちが自由になった
「今日も投稿しなきゃ…!」「ネタ考えなきゃ…!」「いいねやコメントにすぐ反応しなきゃ…!」
こういう焦りがなくなり、気持ちがすごく自由になりました。
心の平安が手に入ったような、そんな感覚です。
気持ちが焦っていると、仕事にもプライベートにも影響してしまいます。
例えば、子供たちが、「パパ遊ぼうよ!」と言ってくれているのに、ちょっと待って、といってSNSに対応する自分。
あげくのはてに、「待ってって言ってるでしょ!」と怒り出す自分。
そんな自分を子供たちに見せるのは嫌だったので、こういう焦りや、SNSに追われている感じがなくなり、気持ちが自由になれたことは、すごく価値があると感じています。
(4)手紙を書けるようになった
私は、手紙を書くのが好きです。
妻や子供たちに書くこともありますし、両親や、お世話になっている在宅スタッフさん、お客様、友人など、大切な人を想って手紙を書くのは、すごく良い時間だと思っています。
SNSに時間をとられなくなったので、今まで以上に手紙を書けるようになって、幸せです。
(5)半径3メートル以内の人を大切にできるようになった
身近な人を幸せにできないような人間に、多くのお客様を幸せにすることはできない。
私はそう感じています。
私にとっての半径3メートル以内の人は、ずばり、妻と子供たちです。
SNSで不特定多数の人とつながっていても、私は幸せを感じませんでした。
もちろん、そこから仕事につながることもありましたが、家族を犠牲にしてまでその仕事がやりたかったのか?と言われれば、否です。
半径3メートル以内の人を幸せにできれば、それが波紋のように、広がっていきます。
ハーバード大学の研究によれば、「幸せは伝染する」ことが明らかになっています。
「幸せな人」の友人は、平均で15%、幸福度が高まるとされています。
「幸せな人」の友人の友人(つまり、その「幸せな人」を直接知らなくても)は、平均で6%、幸福度が高まるとのことです。
自分が、幸せの出発点になる。
それが、私自身をも幸せにしてくれています。
■まとめ
これらが、私がSNSをやめた理由と、得られたメリットです。
最初は少し不安もありましたが、やめてみて本当に良かったと感じています。
SNSをやめることで、家族との時間がより豊かになり、好きな仕事に集中できるようになり、気持ちが自由になり、手紙を書くことが増え、大切な人たちに幸せを届けることができるようになりました。
SNSがなくても、いや、SNSがないほうが、自分らしい豊かな生活ができることを実感しています。
今後も、自分の人生を大切にしながら、幸せを追求していきたいと思います。