「まずは無料相談にお越しください」がダメな理由

多くの士業事務所のホームページに「まずは無料相談にお越しください」と書いてあります。

確かに、他のホームページにも書いてあるから、真似してしまいがちですよね。

しかし、単に「無料相談にお越しください」では、問合せは増えないって、ご存知でしょうか？

その理由と、解決策を、今日のポッドキャストでお話します。

↓　以下の時間部分をクリックすると、該当箇所にジャンプし、すぐにお聞き頂けます。

(0:00) - イントロ

(0:10) - はじめに

(1:02) - 無料相談で、「お客様が得られるメリット」は何？

(2:04) - （事例１）障害年金のホームページ

(4:12) - （事例２）建設業許可のホームページ

(4:56) - （事例３）相続放棄のホームページ

(7:17) - まとめ

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【このポッドキャストの文字起こし（要約）】

■無料相談で、「お客様が得られるメリット」は何？

お客様は、「無料だから」という理由だけでは、相談しようとは思いません。

例えば、街角でポケットティッシュを配っても、全ての人が受け取るわけではありません。

では、どうすれば良いのでしょうか？

それは、「お客様が得られるメリット」をしっかり伝えることです。

人間は、「自分にメリットがあるか？」が一番気になっているもの。

したがって、「無料相談に来ると、どんなメリットがあるのか？」を明確に伝えることが大切です。

■ホームページの集客改善の事例

１つ目は、障害年金のホームページ。

「無料相談」だけではお客様にメリットが伝わりにくかったため、「無料診断」に変更したところ、問合せが増えました。

２つ目は、建設業許可。

同様に「建設業許可が取れるか？無料で診断します」と表記したところ、集客できるようになりました。

３つ目は、相続放棄。

こちらも同様なパターンで、「無料相談」という表記から、「相続放棄の無料診断」と変更しました。

■まとめ

まとめると、無料相談にしたからといって、問合せがたくさん来るわけではなく、むしろ集客できていないホームページが多いのが現状です。

その理由は、お客様が得られるメリットが伝わっていないことにあります。

ですから、無料相談を訴求する際には、お客様にとって具体的で魅力的なメリットを明示的に伝えることが肝要です。